金本位制とは

時代が移り変わるにつれて、外国為替を取り巻く環境も変わってきました。こうした国際通貨制度はどのように変遷を遂げてきたのか、簡単に振り返っていきたいと思います。

昔から金や銀といった金属は貨幣として使用されてきました。国内貨幣としても、世界貨幣としても、両者は競合していたといえます。

そんな中、金銀の比価が変わっていき、銀が不利になっていきました。ついにはイギリスで金本位制が採用され、世界の主要な国の多くはそれにならって金本位制を採用することにしたようです。

当時のことは国際金本位制の時代とも呼ばれ、この時代における国際貨幣は金です。ということは、国際貿易や送金に利用される通貨は、特定の国だけで流通している信用通貨ではなく、金で決済する方が良いといえるでしょう。かといって、実際に貿易の決済や送金のたびに金が対価として支払われるという意味ではありません。

当時、現実の取引にはイギリスのポンドが使われることが多かったらしく、外貨売却・外貨購入においても各国の貨幣単位とポンドとの為替相場が建っていました。ちなみに、ポンドは、重量7ポンドの銀を貨幣単位1ポンドとしたものだったそうです。当時、イギリスは世界でも最大級の工業国とされており、貿易の分野においても大きな影響力をもっていました。後から国際貿易に進出した国は、イギリスの金本位制にならって為替相場の安定を図りました。この状況は、金本位制が停止されたときまで続いたそうです。

 

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